1級施工管理技士のともくらぶです
この記事では、仕事の悩みが抱えている人がその解決策を見つけることができます。
私自身、10年施工管理技士として働いてきてたくさんの人と仕事をする機会がありました。
特に建設業界は特殊な人が多くて若手が苦労することが多いです。
それらを経験してきたからこそわかる解決策を紹介します。
- 仕事のアドバイスがほしい
- この場合どうすればいいかわからない
- この道のプロに相談したい
- あの先輩って絶対普通じゃない!
- なんでも良いから話し相手がほしい
教えてくれない理由やその人の心理を知ることで、悩みを解決できます。
最後に解決が難しい場合に活用するべきサービスを紹介します
なぜ仕事を教えてくれない?
仕事を教えてくれない理由には大きく分けて2つの要因があります。
- 要因1:「相手」に問題がある
- 要因2:「自分」に問題がある
その要因をふまえると内容が入りやすくなります
先輩も社員教育がされていない
先輩も社員教育をされてきていない場合が多いです。
仕事を教えてくれない先輩は、新人に対して「わからないことがわからない」場合があります。
なぜなら先輩も教育されてきていないので教え方がわからず教えられないのです。
その人だけに頼らず他の人にも仕事を教えてもらいましょう
他に頼れる人がいなくアドバイスなどほしい場合に、電話相談を行うことができます。
世代によって考え方が違う
生まれた世代や環境で、考え方が大きく変わっていきます。
口では語らず「見て盗め」「背中を見てろ」と姿勢で示す先輩も少なくないです。
非効率な教え方で、覚えるのに時間がかかってしまい焦る気持ちもわかります。
いわゆる昭和生まれの考えが蔓延している会社は多いです。
その人にとっては口で説明するより行動で示したほうが、うまく教えられていると思っています。
その場合、真摯に教わる姿勢を忘れずに接しましょう
受け身で構えずに自分から行動し仕事を覚えていくといいです。
自分自身も仕事を理解していない
仕事の内容を理解していないまま仕事をしている人もいます。
「教えない」のではなく「教えられない」のです。
その仕事を教えてくれない先輩も上司から言われたことだけをただやっているだけかもしれません。
うすうす「この先輩仕事できないな。」と思うところはあるでしょう。
思い切って他の人に仕事を教えてもらうように頼んでみましょう
すんなりと悩みが解決するかもしれません。
教わる姿勢が悪い
教わる側(あなた)の姿勢が悪い場合もあります。
仕事を教える人からすると、仕事を覚えようとする姿勢というのは、見てわかるものです。
仕事にやる気がなかったり、時間が過ぎるのを待っているような人には仕事を教えようとは思いません。
自分なら仕事を教えたくなるような人はどんな人ですか?
たとえ、教えたことができない人でも、必死に努力して覚えようとする姿勢の人には教えたくなりますよね
教えてもらって当然という態度が出てしまっては相手も教えたくありません。
どんなアドバイスでも感謝する姿勢を見せることで、教わる姿勢は改善されます。
人手不足で教育に時間がさけない
人手不足で教えているひまがない場合があります。
仕事を教えたいけど手が回らないことが多いです。
おそらく、「教えている時間があったら自分でやったほうが早い」と思っています。
そんな忙しい現場の場合、できることは最低限やりましょう。
仕事に対する姿勢が謙虚なのをできるかぎりアピールし続けることです。
きっと慕われて、手が回るようになるころには可愛がますよ。
仕事を教えてくれないときの解決策
仕事を教えてく時の解決策として、6つ紹介しています。
- はっきりと目的を伝えること
- 要点を絞って聞くこと
- 相手の時間を借りるという意識を持つ
- 1人から教えてもらおうとしないこと
- 残業があるふりをしないこと
- 教えてもらえない理由を聞いてみる
共通していることは、自分を変えるという点です。
仕事を覚えたいと思うのなら、自分の行動を変えてみましょう
はっきりと目的を伝えること
素直に「ここがわからないです。」と言えば解決することもあります。
なんだか聞けない雰囲気だから聞けないと思っていると、状況は悪化していく一方です。
ポイントは、結論からハッキリと言うことです。
すると、そのあとに続くであろう質問の意図が理解しやすくなります。
要点を絞って聞くこと
要点を絞ってから質問を投げかけてください。
まだ自分でわからないことがまとまっていないと、相手も何を聞かれているのかわからないです。
最低限自分で調べて要点を絞り、質問するとすぐに解決につながります。
わからないことをリスト化すると、自分の悩みが目に見えて伝えやすくなります。
なにがわからないのか、紙に書き出し客観視してみることです。
リストにまとめた後は、5W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように)に落とし込んで、具体化してみましょう。
すると、自分のわからないことが言語化できます。
相手の時間を借りるという意識を持つ
仕事を教えてもらうというのは、教える人の時間を借りているということになります。
本来自分の業務に使うはずの時間を仕事を教えるために使っているわけです。
時間を「借りる」という表現をしてのも意味があります。
借りたものは返す精神で仕事に取り組みましょう
それが、時間という形ではなく仕事のサポートや仕事の成果で恩返しするとその仕事を教えてくれた人も救われた気持ちになるでしょう。
1人から教えてもらおうとしないこと
仕事を教えてくれないのなら、他の人から教えてもらいましょう。
専門的なことで、その人にしかわからないことが聞きたい場合はその1人に教えてもらうほかありません。
がだいたいのこと他の人にもわかっています。
「たまにはあの人にも仕事のこと聞いてみようと」いう感覚でもいいので他の人を頼ってみてください。
頼られるというのはうれしいものですよ!
残業があるふりフリをしないこと
仕事があるフリをしていても、先輩や上司はそれがフリだと見抜いています。
忙しいフリは、仕事ができない人がやる行動です
すなくてもこの記事を読んでいるあなたは、悩みを解決したいまじめな人なので、当てはまることはないでしょう。
たとえ本当に忙しくても、余裕でこなしていますという顔で仕事をするのが一人前です。
教えてもらえない理由を聞いてみる
「どうして教えてもらえないんですか?」と聞くのはハードルが高いですよね。
自分で仕事を教わる努力をしているにも関わらず教えてくれない場合は、相手「教育係」の個人的感情が入っているケースがあります。
思い切ってきいてみた結果、相手の返事が、
- 「そんなの自分で調べろ!」
- 「子どもじゃないんだからなんでも教えてもらおうとするな!」
- 「忙しいから教えている暇はない」
などと言われたら、さらに上の役職者か人事に相談して教育係から外れてもらいましょう。
過去に教育をしたせいで自分の責任を押し付けられたなどの失敗経験があり、教育に悲観的になっているかもしれません。
仕事を教えてくれない人の心理
新人にはどうしても、先輩や上司の考えていること(心理)がわかりません。
なぜなら一度も経験したことがないからです。
この記事を通してその先輩や上司の心理を知ることで「焦りや緊張」が楽になります。
意図的に仕事を教えない
意図的に仕事を教えないのは、自分に失敗させ打開策を考えさせてより大きい成長を促している場合もあります。
なぜなら失敗を知らずに独り立ちしてしまうと、取り返しつかない失敗をする可能性があるからです。
成長段階で取り返しのつかない失敗はさせないように、最低限のサポートだけをする姿勢なのかもしれません。
あなたに期待しているってことですね!
立場を逆転されたくない
新人に仕事を教えることで、自分の立場を危うくなると考える人もいます。
新人が優秀で、呑み込みが早いと自分の立場がなくなってしまう未来がみえてしまっているからでしょう。
当然新人も仕事ができるようになり、全員で効率よく仕事をした方が会社全体の利益に繋がるので、メリットしかありません。
そんな自分の保身のために仕事を教えてくれないような人は、責任も取りたがらない無責任な人に多いはずです。
それより、後輩を育てるのに前向きな人に教えてもらいましょう。
教育に前向きな人は、会社全体のことも考えられる優秀な人だからです。
責任をとりたくない
新人の教育者となった人はその新人のミスをカバーしなければなりません。
新人がミスをした場合に、教えたやつが悪いと言われるのがオチです
その責任を取りたくない人は、仕事を教えることはしません。
最初はミスをして成長していくので、大いに失敗するべきだと思います。
最初はわからないところもわからないと思うが、心配ごとを相談できる環境を作りましょう。
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会社経営が厳しい場合
会社経営が厳しくて、若手を育てても会社の利益にならないからです。
教育は、若手に将来稼いでもらうためのいわば投資です。
経営が厳しいと将来のことを考えることはできなくなっています。
その場合は転職を視野に入れなくてはいけませんが、仕事を教えてもらえないんじゃスキルが磨けません。
転職は若ければ採用されやすいので、決断は早い方が良いでしょう
まとめ:キャリア相談
仕事を教えてくれないと悩んでいる人は、キャリア相談を活用してください。
- 仕事のアドバイスがほしい
- この場合どうすればいいかわからない
- この道のプロに相談したい
- あの先輩って絶対普通じゃない!
- なんでも良いから話し相手がほしい
など思っている人はそのままでは成長がとまり、ストレスも増えていきます。
「ストレスを抱えたままでは嫌だ。」「もっと仕事を覚えたい!」
と思っている人は、その道のプロに相談してください。
プロの話し相手がいることで、あなたの悩みがスッキリしますよ!
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